アパレル店員・販売員の洋服代節約方法はベーシックアイテムを購入しよう
私に昼メシをたからないで…
アパレル店員・販売員で働いていると発生してしまう洋服代。
働いている人ならご存知のように、この洋服代は月々の給料から天引きされるシステムとなっています。
その為、毎月の給料を確保したいのであれば、なるべく購入を抑える必要があります。
そんな中、お店に扱っているベーシックアイテムは洋服代節約に一役買ってくれますよ。
ではなぜベーシックアイテムが洋服代節約に一役買ってくれるのか?
具体的に解説しますね。
そもそもベーシックアイテムとは
そもそもの話ですが、ベーシックアイテムとは
・毎シーズン投入しても問題ない
・シンプルなデザイン
となっており、大概どのアパレルブランドにも似たり寄ったりのベーシックなアイテムは扱っているもの。
今日のアパレル業界の商品展開としては、基本的に
・トレンド(コンテンポラリー):流行りもののアイテム
・アドバンスド(アバンギャルド):トレンドよりも1歩先を行くアイテム(特殊なデザインが多い)
の3本軸で構成されています。
そこで、
・ヤング(20代)
・ヤングアダルト(30代)
・アダルト(40代)
・シニア(50代~)
という年代別で、ブランドが出来上がっているのです。
なお、ベーシック・トレンド・アドバンスドの商品展開の割合として、
・トレンド:3割~6割
・アドバンスド:1割~2割
位となっています(あくまで目安です)。
少し話が脱線しましたが、ベーシックなアイテムを一言で表せば、
ということです。
もっと簡単に言うと、ユニクロにもありそうな商品のことを指します。
ベーシックアイテムで洋服代節約できる理由について
そんな
・他ブランドやユニクロにもありそうなデザイン
のベーシックアイテムが洋服代節約できる理由として、
・毎シーズン同じ商品を着回せる可能性が高い(品番だけ変えて全く同じ商品を投入することがある為)
・トレンドやアドバンスド商品に比べてそこまで単価が高くない
からです。
これら3つをさらに深堀りしていきます。
着回しがしやすい
シンプルなデザイン故にコーディネートの幅が広く、着回しがしやすいのが特徴的。
着回しがしやすければしやすいだけ、
といった事を避けられ、必要以上に洋服を購入しなくても済みます。
むしろトレンドやアドバンスド商品ばかりになると、
・販売員自身がその日のコーディネートに失敗する確率が高くなる
・ブランドによっては完璧にそのお店のテイストから離れるケースもある(自分でも何が何だか分からなくなる)
ので、着回しの良さがウリのベーシックアイテムを購入しましょう。
毎シーズン同じ商品を着回せる可能性が高い
一番のメリットはこれでは無いでしょうか。
品番だけ変えてデザインは同じ、もしくはほぼそっくりな商品を新作として入荷してくるので、1着で1年以上着回せることもできます。
中には通年全く同じ商品を出しているブランドもあるので、そういったアイテムは是非とも購入して頂きたいですね。
アパレル店員は店舗に出ている商品を着なければなりません。
…が、店舗に出ている商品であれば、それが去年・一昨年と全く同じ商品であっても問題ないのです。
それだけに毎年・毎シーズン同じ商品を購入しておけば、次のシーズンで購入する必要は無くなり、洋服代を抑えることができますよ。
ディテールが少し変わっていれば指摘されるかも知れませんが、全く同じであれば分かりません(分かる訳がありません)。
また、店舗やブランドによってはあらかた似た商品を着ていればOKのところもあるので、その辺りの度合いも知っておくのが良いでしょう。
トレンドやアドバンスド商品に比べてそこまで単価が高くない
トレンド商品やアドバンスド商品というのは大概単価が高いです。
理由として、
・デザインに凝っている事が多いので、その分だけ原価が高くなるケースが多い
・そもそも大量生産できない(流行が都度変わる為)
からです。
それもあってか、大概はベーシックアイテムに比べて高い傾向があります。
中にはベーシックアイテムと大差ない金額のものもありますが、傾向としてはベーシックアイテムよりも高いものが多いです。
どの程度ベーシックアイテムを購入するか
どの程度ベーシックアイテムを購入するかですが、
・トップスなら3~5着
位を目安でOKです。
ボトムス2本、トップス3着でも、どのアイテムにも合わせられるのであれば
で、6通りのコーディネートを作ることができます。
洗濯を考慮しても、最初の段階でこの位着回しができれば問題ありません。
ましてや次のシーズンも同じ商品が投入されれば、毎月の洋服代がむちゃくちゃ安く済みますよ。
・着回しし過ぎてダメージが強くなってきた
ようでしたら、追加でまたベーシックアイテムを買い足せばOKです。
入りたての新人なら、どの商品がベーシックアイテムなのか先輩などに聞くのもアリ
そこのブランドに配属されたばかり、入ったばかりの新人さんであれば、事前にどの商品がベーシックアイテムなのかを先輩に聞くのも1つの方法です。
ぶっちゃけ言えば、毎シーズン同じ商品を投入しているのはどれなのか聞いてしまった方が、長期的に見て洋服代は抑えられます。
毎シーズンどういった商品展開をしているか分からない新人で、極力洋服代を抑えたいのであれば、ちゃんと聞いておきましょう。
ジャケットやアウターは極力購入を避けましょう
会社側の指示があるのであれば別ですが、そうでない場合はジャケットやアウター類の購入は極力避けた方が良いです。
理由は
・秋冬シーズンでも店舗内で着る機会がそんなに無い
・アウターは特に着ない
からです。
ただし、プライベートで着たいのであれば社販で購入しても良いでしょう。
どちらにせよ、ジャケットやアウター類は高いうえに店舗内で着用する頻度もむちゃくちゃ低いので、洋服代節約を考えるなら買うのはストップして下さい。
トレンド商品は多少取り入れましょう
いくらベーシックアイテムが
・毎シーズン同じ商品を着回せる可能性が高い
・トレンドやアドバンスド商品に比べてそこまで単価が高くない
とは言え、多少はトレンド商品を購入しておいた方が良いです。
理由は、
・アパレル店員なので、多少のファッション感度を持ち合わせておいた方が良い
・数か月何も服を購入していないと、さすがにツッコまれる
からです。
・従業員に何か言われても特に気にしない
のであれば問題ありませんが、そうでなければ多少は購入しておきたいところ。
具体的には
・トレンドアイテムはトップスが無難(ボトムスやスカートより安い傾向がある為)
がベスト。
というアピールが出来ていればOKなので、周囲(従業員やお客様)が気付く最小限で問題ありません。
まとめ
改めてベーシックアイテムが洋服代節約になる理由として
・毎シーズン同じ商品を着回せる可能性が高い
・トレンドやアドバンスド商品に比べてそこまで単価が高くない
からです。
極力ベーシックアイテムを購入して、洋服代を抑えるようにしましょう
洋服代節約したいんだったら、着回しが効きやすいベーシックなアイテムも増やすようにしようね