レジミスをなくす方法・対策について【原因や理由についても解説】
小売業などで働いていると発生するレジミス。
接客販売などの仕事のミスの中でもトップクラスに目立ちやすく、ミスしたら注意されやすい項目でもあります。
そんなレジミスを無くす方法や対策を解説していきます。
また、レジミスが発生する原因や理由についても併せて解説。
・部下や後輩がレジミスを多発していて、原因や理由を知って改善したい方
などは、閲覧してみて下さいね。
主なレジミス内容について
一般的なレジミスで挙げられるものとして、以下のようなものがあります。
・割引ミス(値下げしてない、定価なのに割引してしまった)
・点数ミス(3点なのに4点で合計を出した)
・スキャンミス(合計点数や金額は合っているが、商品スキャンを間違えて、在庫管理に影響が出る)
・クレジットカードの入力ミス(支払い回数、方法、金額のミス)
・キャッシュレス決済の入力ミス(主に金額ミス)
・商品の渡し間違い(1点足りない、購入した商品とは違うものが入っている)
・カードの返し忘れ
アパレル店員や小売業として勤務していれば
と思うこともあるでしょう。
中には
と思う人もいるかと。
「こういったレジミスがある」というのを知っているだけでも、
と意識することができ、レジミス発生減少も可能になります。
なぜレジミスが発生してしまうのか
そもそもですが、なぜレジミスが発生してしまうのか。
主な理由として、
・集中力低下
・上司や先輩に早くやれと急かされる
・クセや性格のせい
・まだ経験値不足
の5つがあります。
これら5つについて深堀りしていきます。
混雑していて焦る
例えば、
・旗艦店など、常にお客様が多い人気店舗
などは、お昼の2時~4時のピーク時にレジ待ちされているお客様が多いです。
こういった行列ができている状況になると、
と思って、焦ってレジ作業をしてしまうことがあります。
焦る分だけスピードは増しますが、それだけ確認動作やチェックを怠るので、ミスが発生しやすくなるのです。
集中力低下
先程の「混雑していて焦る」の項目と同じ、お客様が多い店舗に多いケースです。
ずーっと同じレジ作業をしていると、集中力が切れます。
集中力が切れる分だけレジ作業が散漫になってしまい、ミスを発生しやすくなります。
暇すぎて緊張感が無くなりレジミスする場合もありますが、割合としてはかなり低いので気にしなくて大丈夫です。
基本的には忙しくないと集中力低下によるレジミスは発生しないので。
上司や先輩に早くやれと急かされる
見出し通りの指示のもとで働いていると、ミスは発生しやすくなります。
教えるにせよ混雑しているにせよ、こういった発言してはいけないことです。
特にレジ初めたばかりの人に対して
という指導はよくありません。
言わないようにして下さい。
クセや性格のせい
あんまりその人の性格にしたくはありませんが、レジ作業に向いていない人もぶっちゃけいます。
という人も中には存在するのです。
また、別の職場で覚えたレジのスキルが変なクセが付いていて、今の職場でミス多発の原因になっている場合もあります。
クセや性格の場合であれば、同じ指導を繰り返して
ようにして下さい。
まだ経験値不足
単純に経験不足であれば、仕方ありません。
経験を積めば積んだ分だけレジミス発生は減少するので、まずは経験値を増やして下さい。
レジミスをなくす方法・対策
本題に入ります。
レジミスを無くす方法や対策についてです。
さっきの「レジミスが発生してしまうのか」とほぼ真逆の方法ですが、
・焦らせない
・指刺し確認
・緊張感を持つ
・経験を積む
・分からないことがあったら報告をする
の6つを意識する、行動するようにして下さい。
具体的に解説していきます。
焦らない
混雑していようとも、レジがすんごく並んでいようとも、焦らないようにして下さい。
混んでいても、ゆっくり丁寧に作業を行って大丈夫です。
慣れた証拠です。
レジスピードに関しては作業すればした分だけついてくるので、気にしなくていいです。
基本的に「早さ」よりも「レジミスをしない」ことの方が比重は大きいので、早さは度外視して結構ですよ。
焦らせない
指導をする立場の人間であれば、焦られる発言は禁止です。
といった発言をしないように。
また、先輩や上司がサッカーとしてヘルプにつくと焦る部下・後輩もいるので、
といった一声をかけるようにしましょう。
指刺し確認
レジミスを減少させるうえでの基本動作「指刺し確認」。
・レジやりたての初心者
であれあ、意識するようにして下さい。
これをやる、やらないでも大きく異なります。
緊張感を持つ
忙しい店舗もそうでない店舗も
・先輩や上司が怒らない
と、緊張感が無い状態で働くことになります。
ようにしないと、従業員の緊張感が生まれません。
緊張感をもって作業してもらう為にも、しっかりと注意して下さい。
特に年齢や性別問わず、ひいきをせずに注意・指導をするように。
ひいきが出て
・30代~50代のパートは緊張感たっぷり
という差が生まれるのは、従業員全体のモチベーションが低下します。
経験を積む
経験が浅い人であれば、まずは経験を積んで下さい。
どうしても経験が少ないと、レジミスが発生しやすくなります。
分からないことがあったら報告をする
実はこれが言える職場環境かどうかによって、レジミスの度合いは結構異なります。
どうしよう…先輩に報告してもキレ気味で対応されるからなぁ…
といって、自分で勝手に処理してミスが発生することは結構あるのです。
筆者も「分からないことを報告したら怒られる」というのがあってか、黙って勝手にレジ作業をしたらミスした経験は多々あります。
と言うのがしっかりとできるようにすること。
特に
というのは止めましょう。
ようにして下さい。
レジミスが多い場合は
と、レジミスが多い場合は
・焦らせない
・指刺し確認
・緊張感を持つ
・経験を積む
・分からないことがあったら報告をする
の6つを踏まえるうえに
ことも視野に入れて下さい。
また、部下や後輩のレジミスが多い場合は、さりげなく声をかけるようにしましょう。
あまりミスが多発すると、レジに対して恐怖心が抱いて今まで以上にレジ操作ができなくなる場合もあります。
そういった恐怖心を無くすためにも、相談を持ち掛けるようにしてみて下さいね。
レジミスで自腹は法律違反です
例えば金銭授受などのレジミスでマイナスが発生したときに、その修正をミス担当者が担う行為。
いわゆる自腹を切って修正することですが、これは違法行為です。
昔はコンビニなどの小規模店などでありましたが、今は自腹を切るところはまず無いでしょう。
…が、万が一
なんて言われたら、労働基準監督署に訴えて下さい。
一切払う必要はありません。
ミスは誰にでもあるので深く気にしないで
どんな業務であれミスはついて回るもの。
レジミスでさえ誰もが何度も通る道なので、
と悲観することはありません。
あまり深く考えないようにしましょう。
とは言え、何度も何度もレジミスが発生してしまうのはちょっと問題があります。
といった意識を持つようにはして下さい。
深く悩んで落ち込むのはよくありませんが、何も考えなさすぎるのもよくありません。
まとめ
改めてレジミスをなくす方法や対策については、
・焦らせない
・指刺し確認
・緊張感を持つ
・経験を積む
・分からないことがあったら報告をする
の6つを意識して下さい。
精神論を含めて割と当たり前ですが、その当たり前ができないからこそレジミスが発生してしまうもの。
特にレジミスが多発している方こそ、しっかりと心掛けるようにしましょう。
こういう日はアイスとか食べたいよねー!