感じの良い接客は笑顔とハキハキした喋りと声のトーン【理由について解説】
気温の変化で体調不良にならないように気を付けて下さいね
この前もお客様から「今日黒髪ショートの感じの良い人いる?」なんて言われましたし
感じの良い接客をされると、お客様にとっては「また接客して欲しい」「また会いたい」と思われるもの。
特別接客の知識が無くても、感じが良いというだけで
・リピーターが増え、店舗全体の売上アップに期待が出る
といったメリットが存在します。
もちろんこれはアパレル店員だけでなく、接客業全てに言える話です。
そんな感じの良い接客がなぜ
・ハキハキとした喋り
・声のトーン
が重要なのか?
具体的に解説しますね。
なぜ笑顔とハキハキした喋りと声のトーンなのか
なぜ、笑顔、ハキハキとした喋り、声のトーンが感じの良い接客に重要なのかですが、
・取っつき安さが出て来る
・思わずお客様が笑顔になってしまう
からです。
それによって感じの良い接客が生まれるのですよ。
必要です。
・ハキハキとした喋り
・声のトーンが高め
の3つが全て揃って、感じの良い接客対応になるのです。
上記の3つが1つでも欠けてしまったら、感じの良い接客対応から外れてしまいます。
主に
・クレームに繋がりやすくなる
・知性を感じられない
・取っつき難い
・怖い印象を与える
・どこか距離感を感じる
・イラつかせる可能性がある
などの印象を与えてしまいますね。
上記の内容を、より具体的に以下に図で解説してありますので、目を通してみて下さい。
笑顔 | ハキハキとした喋り | 声のトーン | 結果 |
× | × | × | 感じ悪い クレームに繋がりやすくなる |
〇 | × | × | 知性を感じられない |
〇 | 〇 | × | 品位は感じられるが、少々取っつき難さがある |
× | 〇 | × | 少々怖い印象を与える |
× | 〇 | 〇 | どこか距離感を感じる |
× | × | 〇 | イラつかせる可能性がある |
〇 | × | 〇 | 愛嬌はあるが、話がスッと入って来ない場合がある そのせいで、感じの良さが分かりにくくなる |
実際に行うには
ではこれら3つを実際に行うに当たって、
・ハキハキとした喋り
・声のトーンが高め
のやり方について、深堀りしていきます。
笑顔を作るには
基本的には
・歯を見せる
・口角を上げる
の3点を抑えるようにして下さい。
とは言え、これを行えばすぐできるという訳では無いので、コツとしては
ようにしましょう。
理由として、
・歯を見せる
ことができるから。
この状態で口角を上に持ち上げられれば、笑顔を作ることができます。
・笑顔の作り方が知らない
場合は練習が必要なので、
・顔のマッサージを行う
・表情筋を鍛える
のも行うようにして下さい。
笑顔の作り方の詳しい方法についてはコチラ↓
ハキハキとした喋りを行うには
基本的には、
ようにして下さい。
ハキハキとした喋りができていない方の多くは
傾向が高いのです。
口をしっかりと動かすべく、大きく開けて喋るように意識しましょう。
大きな口をめいいっぱい開けて喋っていたら、
・喋りがスローになる
ので、場合によってはクレーム対象になります(確かにハキハキと喋れますが)。
いつもより少しでも口を大きく開けて喋る意識をするだけでも、改善されますよ。
確かに簡単ではありませんね。
人によってはそれだけで改善されるケースがありますが、そんなに多くはありません。
その為、アナウンサー学校のように「発声練習」を行うようにしましょう。
やり方としては
・鏡を見ながら
行って下さい。
以下の発声練習シートを声に出して練習しましょう。
この発声練習シートはアナウンサーや声優など、話すことが職業の人達がよく使う発声、発音の練習シートになります。
こちらを用いながら訓練し、ハキハキとした喋りができるようにして下さいね。
さらに詳しい情報はコチラ↓
声のトーンを上げるには
基本的には、
の音階の中でも「ソ」辺りの音を意識して喋るように。
理由として、
低い音:聞き取りにくい、暗い、明るく感じにくくなる
からです。
もちろん高い音や低い音には、デメリット以外にもメリットはあります。
…が、「感じの良い接客」という点においては、この「ソ」辺りの声のトーンで喋るのがベストです。
姿勢とか言葉遣いは感じ良いに含まれないの?
それは「感じの良い接客」というよりも「丁寧な接客」です。
もちろん丁寧な接客をすることにより、感じの良い接客を高める効果があります。
…が、感じの良い接客を行うには
・ハキハキとした喋り
・声のトーンが高め
の3つが必要不可欠になります。
もちろん言葉遣いや姿勢が悪いのは、お客様に悪い印象を与えてしまいます。
けど、言葉遣いや姿勢や所作立ち振る舞いなどが、ある一定レベルで出来ているのであれば、それ以上スキルを磨いても感じの良い接客はできません。
「丁寧な接客」ではなく「感じの良い接客」を求めるのであれば、
・ハキハキとした喋り
・声のトーンが高め
を意識するようにしましょう。
両方高めるように努力して下さい。
高めれば高めた分だけ、お客様から喜ばれる範囲が広がります。
言葉遣いに関してはこちらを参考に↓
格式の高い所だと、そこまで感じの良さは求めなくても良いかと
例えば
・CA
・受付
などの格式の高い場所だと、そこまで感じの良さは求めない場合が出てきます。
それよりも、先程挙げた
・言葉遣い
・所作、立ち振る舞い
の方がよっぽど重視されます。
理由として、
・品位を求める
からです。
それはNGになるので、ある程度は要求されます。
…が、そこまでしっかりやらなくても大丈夫ということになります。
例えば「声のトーン」で解説した際に
と伝えましたが、もうちょっと音を下げるようにしましょう。
それこそ、「ミ」「ファ」辺りの音を出すのがベストです。
理由として、
です。
また、
・ハキハキとした喋り
もやり過ぎると、品位を損なう恐れが出てきます。
確かに
・ハキハキとした喋り
・声のトーンが高め
といった3つの内容は、感じの良い接客では重要です。
やればやっただけ感じ良く見られます。
しかし、
・客層
によっては、感じ良く見られても
と思われてしまいます。
状況に応じで使い分けるようにして下さい。
まとめ
改めて笑顔、ハキハキとした喋り、声のトーンの3つが感じの良い接客に重要な理由として、
・取っつき安さが出て来る
・思わずお客様が笑顔になってしまう
からです。
基本的には感じが良いに越したことはありませんが、客層や状況に応じて使い分ける必要があります。
感じの良い接客を行い、お客様から喜ばれる接客対応をこなせるようにして下さいね。