【アパレル】売れる販売員の接客フレーズやトークまとめ【アプローチからクロージングまで】
ボーナスとインセンティブたっぷり欲しいね!
トップ10入りした先輩だからこそ色々教えて欲しいです!
売れる販売員が行っている接客フレーズやトークはあるのか?
…なんて先輩や上司・店長に聞いてみても
・そういうのちゃんと勉強しなきゃダメだよ
・え?何となく
など、抽象的で曖昧な回答をする人が多いです。
そこで、実際に売れている販売員の接客フレーズやトークについて、アプローチからクロージングまで1つ1つまとめました。
売れる販売員が行っている接客フレーズやトークとはどんなものなのか?
具体的に解説しますね。
挨拶
接客業の基本中の基本です。
以下の内容を徹底するようにして下さい。
お客様退店時:ありがとうございます
実はこれ、上級者のアパレル店員でも行っていない人は多々いらっしゃいます。
超基本故に忘れてしまうのかも知れませんが、この2つの挨拶ができていないのはイメージが悪くなります。
具体的には、
「ありがとうございます」ができていない:最後にぞんざいに扱われたと思われ、再来店しにくくなる
といったものがあります。
誰でもできるので、漏れなく行うように。
アプローチ
お客様にアプローチする際の接客フレーズやトークですが、
・論理的接客(論理的接客)
・その他アプローチ
の3パターンから解説します。
共感接客
アパレル初心者でも比較的簡単にできる「共感接客」。
いわゆる
というフレーズです。
この簡単なフレーズを行うことで、
↓
警戒心がほぐれる
↓
販売員の話を聞いてくれるようになる
といったプロセスが生まれます。
以下、主な共感接客のフレーズです。
・綺麗ですよね~
・素敵ですよね~
正直「かわいいですよね~」で十分です。
…が、「かわいい」以外の言葉を使いたいのであれば、上記のフレーズも用いてみて下さい。
論理的接客(商品説明時)
売上に繋げるうえで重要な商品説明。
売れる販売員は、ただ何となく商品の特徴やデザイン・素材などを伝えるだけはしません。
つまり
だけの解説では説明不足です。
という接客を用いります。
先程のセリフを用いると、
という踏み込んだ接客方法を行うのです。
これを行うことにより、
↓
お客様がその商品に対しての理解が深まる(メリットが分かるようになる)
↓
2点3点と商品説明が加わると購買意欲が増し、購入決定に繋がる
ようになりますよ。
ただし、この接客方法は初心者ではちょっと難しいので、販売に慣れてから行うようにしましょう。
また、論理的な接客方法は以下に解説してあるので併せて読んでみて下さい。
その他のアプローチ
その他のアプローチになります。
売れる販売員は基本的に
・論理的接客
位しか使いませんが、
・言葉に詰まった
・とりあえず声かけしたい
時に、以下の内容を使ってみて下さい。
・よろしければご試着もできますので
・SサイズからXLサイズまでご用意しています
・店内奥に〇〇もございます
これらフレーズは、売れる販売員もたまに使いますよ。
上記のフレーズについては以下に詳しく解説しております。
ニーズの把握(引き出し方)
お客様のニーズ把握は、売れる販売員はしっかりと行っています。
ではどんな接客トークをするのかですが、
ことを心掛けているのです。
例として、
と、お客様にYESかNOかで回答できない質問(オープンクエスチョン)をした場合に、高確率で
という返しになっていまいます(あくまで高確率なので、たまに欲しい商品を的確に教えてくれる人もいらっしゃいます)。
そこで、YESとNOで答えられる「クローズドクエスチョン」を行うと、
というニーズの把握ができるようになります。
通常クローズドクエスチョンは、複数回に渡って質問をします。
その為、ちょっと面倒ではあるのです。
しかし、ニーズを引き出すという行為においては、的確に把握することができますよ。
なお、
場合は、オープンクエスチョンでもすんなり答えてくれるでしょう。
クローズドクエスチョンの具体的なやり方についてはコチラ↓
試着
お客様から「試着をしてみたい」と言われた際に、試着室へご案内します。
その試着時に行う接客フレーズやトークも、しっかりと存在するのです。
ここでは、
・試着後
においての接客フレーズやトークを解説しますね。
試着中
お客様が試着して30秒位経過した際にカーテンや扉越しに言う接客フレーズは、
を行って下さい。
なぜこれを行うかと言いますと、
というのが1つ挙げられますが、それ以外にも
といった事もあります。
お客様側も試着をしていて
といった事もあるので、しっかりと「サイズはいかがでしょうか」と伝えるようにしましょう。
試着後
試着後は問診を行って下さい。
問診とは、
という質問になります。
結構な割合で
と褒め言葉を使う人がいますが、
という風に思われて、信用を失います。
試着後は問診を(正確には視診・問診・触診)。
その後に商品説明やセールストークを用いるようにして下さい。
つまり、
↓
目で見てサイズが合っているか確認する(視診)
↓
お客様にきつくないか・大きくないか確認する(問診)
↓
手で触れて確認する(触診)
といった流れを取るように(触診はお客様の了承を得られた場合のみ)。
ただし、試着中に
と伝えて、
と言ってきた場合は、問診はスルーして結構です(何度も質問すると、くどくなります)。
視診・問診・触診の詳しい内容についてはコチラ↓
商品購入決定時
と決定した際に、1点だけで終わらせずに、2点目以降の複数点購入(セット販売)を催促させる方法になります。
一般的には、
が鉄板です。
それ以外だと
と、実際に似合いそうな商品を持ってきて、ちょっと一押しのアプローチを行うのもオススメです。
前者よりも後者の方が購買意欲をかきたてるので、セット率アップになりやすいですが、
・お客様に嫌がられる可能性がある(押しを好まない)
ので、状況に応じて行うように。
不安であれば「他に商品をご覧になりますか」で大丈夫です。
クロージング(金銭授受)
レジ会計時の接客トークです。
ここでのポイントは、
ことになります。
例えば、
・購入した商品のワンポイントコーディネートの解説
・購入した商品の洗濯方法
・セールの告知(セール時期が近いようなら)
など。
こういったトークを行うことで、
と思うようになり、リピート率アップに繋がるのです。
中長期的に売上を維持していけるので、最後のレジ対応時もなるべくお得情報を伝えるようにしましょう。
レジ接客が不慣れな方は、基本的な内容を以下の記事を参考に↓
まとめ
売れる販売員が実際に行っている接客フレーズやトークについて解説しました。
実際に売れる販売員は
・痒い所に手が届く接客
を行っていますが、その面倒なことをどれだけできるかで売れるか売れないかの差が広がります。
これら1つ1つを実践し、売れる販売員になるように努めて下さいね。