アパレル店員・販売員の一人暮らしは可能です【ただし例外アリ】
アルバイトでも一人暮らしで頑張ってた子もいたし!
アパレル店員・販売員を行っていると、一度は考えた事があるであろう「一人暮らし」。
実家暮らしで通勤している人や上京によって、一人暮らしをしてみたい・しなければならないと思うこともあるでしょう。
ただし、アパレル店員・販売員で一人暮らしは果たして可能なのか?
そんな疑問も思うことはあるでしょう。
では実際にアパレル店員・販売員に一人暮らしが可能かどうか。
また、正社員以外のアルバイトでも可能かどうかについて、具体的に解説致します。
より詳しいアルバイトの一人暮らしの方法について↓
結論を言うと、正社員・アルバイト関係なく一人暮らしは可能です
結論から述べますが、アパレル販売員の一人暮らしは可能です。
正社員・アルバイト関係無しで、一人暮らしをしている販売員は何人も見てきました。
理由は単純で、地方からアパレル店員として働きに都内に住んでいる人がたくさんいるからです。
ただし、アルバイトの場合は正社員に比べて給料が安いので、家賃選びや支出に注意しなければなりません。
ではどういった家賃を選び、どのような支出を内訳けなければいけないかをさらに説明していきます。
アルバイトは家賃選び&節約をしましょう
先程も申し上げた通り、正社員とアルバイトでは給料に大きな差が生まれます。
なぜならアルバイトは
・ボーナスが出ない
・その他各種手当てが出ない(引っ越し手当・住宅手当など)
・残業をしないことが多い(あっても5時間~10時間程度)
といった事がある為です。
仮に、時給1,000円で8時間労働、月に21日~22日勤務だとしても
となります。
ただしこれは給料なので、手元に残る手取りとなると
・厚生年金:15,555円
・雇用保険:510
・所得税:2,408
・住民税:5,441
先程の給料(22日分)から引けば、
となります。
さらに、月々の洋服代(社販)が発生するのであれば、そこから手取り分を引かなければなりません。
※制服貸与してくれる会社であれば別
そうすると、家賃は4万円台かそれ以下で考えるのが良いでしょう。
それだけでなく、
・交際費はある程度抑える
・その他雑費も極力抑える
ようにしなければなりません。
都内在住者であれば、大概は
・駅から少し歩く
・ワンルームか1Kの間取り
に住むのが基本です。
もしくは、都内から離れた隣接県に住むのもひとつです。
正社員でも会社によっては家賃選びが必要になるケースも
正社員なら給料も良くボーナスや福利厚生が出て、アルバイトの方に比べて比較的良いエリアに住むことができます。
…が、会社によっては
・ボーナスが出ない(外資系は最初からボーナスが無い年棒ベース)
・福利厚生が弱い(各種手当が少ない・無い)
こともあります。
場合によってはアルバイトとさして変わらない正社員もいるので、そういう方は節約が必要になるでしょう。
とは言え多くの企業はある程度の給料は得られるので、アルバイトの方よりも良い場所に住むことは可能ですよ。
参考までに、筆者があちこち見てきたアパレル企業の平社員の給料(基本給)一覧です。
・中堅アパレル企業:17万円~20万円(会社によっては福利厚生がほぼ無いことも)
・外資系アパレル企業:20万円~26万円(年棒制の為ボーナス無し)
・老舗アパレルメーカー:18万円~22万円(福利厚生はそれなりにある)
・量販店スーツメーカー(青山・コナカなど):20万円~22万円(福利厚生しっかりしている)
・量販店衣料品(イオン・ヨーカドーなど):20万円~22万円(福利厚生充実)
・最大手SPAメーカー(ユニクロなど):21万円~26万円(福利厚生充実)
勤続年数・役職・勤務エリア・学歴・福利厚生などによって金額は変動します。
…が、入社したばかり・転職したばかりの平社員の基本給だと大体この辺りになります。
残業代やインセンティブ・ボーナスが出るのであれば、話は別だが…
残業代やインセンティブ・ボーナスが出れば、その分だけ給料(年収)アップに繋がります。
…が、忙しい店舗を除いた販売員の残業代は、正社員でも平均で月に10時間程度。
インセンティブやボーナスは、入社したての頃は雀の涙程度なのであまり期待しない方が吉です。
特に個人のインセンティブは、全店売り上げトップ3位辺りまでしか出ないところが多いので、余程の実力者で無い限りはスルーしましょう(まるで特待生制度のようです)。
もちろん会社や店舗によって残業代やインセンティブ・ボーナスによって給料はグンと跳ね上がりますが、過度に期待するとガッカリするので控え目に伝えておきます。
中にはしっかり貰えるところも。
東京都内勤務のアパレル販売員の家賃相場は5万円台です
あくまで東京都内で説明しますが、都内勤務のアパレル店員の家賃相場は大体5万円台です。
その為、多くは都心部から離れたエリアか埼玉・千葉・神奈川などの隣接県住んでいることが多いですね。
役職があまり無い平社員で都内に住みたいのであれば、この辺りの家賃を狙うのがベストでしょう。
会社によっては店長クラスでも一人暮らしで10万以上の家賃に住んでいることもありますが、
・店舗の売り上げが全国トップクラス(会社によっては通用しない場合アリ)
といった事が多いです(ユニクロや青山商事などの超大手アパレルメーカーは除く)。
と思う店長もいるかと思われますが、
・流行りのブランドが多いので、一時的に利益が出ている可能性が高い(廃れば一気に給料が安くなる)
・売り上げトップの店舗はすぐには無理(既にやり手の店長がいるケースが多い為、実績を作る必要アリ)
となっているので、簡単にはいきません。
一番危険なのが「流行りにより一時的に利益が出ている」というケース。
その流行りがいつまで続くか分からないので、廃れた時に家賃を下げなければいけなくなる可能性が高い為です。
平社員にせよ店長にせよ、あまり大きく見積もらない方が賢明ですよ。
社宅や住宅手当が付いているアパレル会社もあります
大手や中小企業関係無しに、一部の企業は社宅が付いていることがあります。
また、役職によっては住宅手当が付くところもあります。
住宅手当は就職サイトでも不透明なケースが多いですが、社宅の場合はしっかり記載している事が多々ありますよ。
支出を極力減らしたいのであれば、なるべく社宅が付いているアパレル会社に入社するのが良いでしょう。
ルームシェアしているアパレル販売員も普通にいます
正社員・アルバイト関係無しにして、友達などと一緒にルームシェアして住んでいるアパレル販売員も普通にいます。
ルームシェアなら一人暮らしに比べて家賃も光熱費も安く済むので、
という方は、友達と一緒に住んでみてはいかがでしょうか。
という方は、シェアハウスという手もアリです。
最近のシェアハウスは綺麗なところが多いので、安くて綺麗な場所に住みたいのであればおすすめでしょう。
他の業界だってぶっちゃけ給料安いです
こうして見ると、
と思われそうですが、どの企業も大概は想像より給料は安いです。
その中でもファッションが好きで働きたいという意思があるなら、アパレル販売員はおすすめします。
役職が付けば給料アップして、平均年収かそれ以上になることも普通にあるからです。
それよりも、全く興味の無い業界に就職してすぐ辞めてしまう方が、長期的に考えたらお金は稼げません。
最初は給料が低いかも知れませんが、ちょっとずつ慣れていき、ちょっとずつ給料も上がるので、数年後にはちゃんと稼げるようになりますよ。
副業バイトを行えばちょっぴり贅沢ができる
というのであれば、副業バイトを行うのがベストです。
周イチや単発で可能な求人も多数あるので、
のであれば、是非とも副業で稼ぎましょう。
月に1万~3万なら無理なく稼げますよ。
もちろん仕事内容や金額・勤務日数次第でそれ以上に稼げますね。
副業可の求人まとめ
まとめ
改めてアパレル店員・販売員の一人暮らしですが、
・アルバイトは節約が必要
・正社員も会社によっては節約を強いる必要がある(特に入社したての頃は)
・社宅が付いているところを狙うのもアリ
・家賃を抑えたいのであれば、ルームシェアの選択を視野に入れる
・副業して収入を増やす
ということを覚えて頂けたら幸いです。