アパレル店員に1番必要なことについて【接客技術ではありません】
アパレル店員に必要なことは多岐に渡っています。
その中でも「1番に必要なこと」と言ったら何かと申し上げると、アパレル店員としてのやる気があるかどうかです。
「やる気なんて当たり前じゃん!!」なんて思っているかも知れません。
ではなぜ当たり前のやる気が必要なのか、具体的に解説していきます。
そもそもアパレル店員・販売員に必要なこととはどんなこと?
改めて考えて頂きたいのですが、アパレル店員に必要なこととはどんなことでしょうか?
・接客技術
・愛嬌の良さ
・言葉遣い
・バックヤード関連全般(在庫整理・品出し・検品・仕分け・返品業務など)
・付帯業務全般(レジ・商品整理・掃除・開店閉店業務など)
・部下や後輩への教育
・見た目(ルックス)
等々、細かく突き詰めれば他にもまだまだありますが、大まかにはこんなところです。
これらは業務上においてどれも必要なことであり、直接的でも間接的でも売り上げに貢献します。
では、1番大切なこととなると、どうでしょう?
1番となると、多くの方が「接客技術」と思われそうですが、私自身としては「やる気」が大切であると判断しています。
と思われますが、先に解説した商品知識や接客技術・バックヤード業務などなど、やる気があれば総合的に全てのスキルを上昇できるからです。
個人的には「やる気」だの「熱意」だの、体育会系みたいな精神論は好きでは無いのですが。
1番となると、やる気なんですよね。
売り上げが伸びなくてもやる気があれば、いずれある程度は伸びるようになります。
基本的には「習うより慣れろ」です
アパレル店員に関係なく、ぶっちゃけどの仕事においても「習うより慣れろ」です。
学習することは必要ですが、それ以上に仕事に慣れることの方が何十倍も重要で価値のあるものと私は思います。
…というのは、実際に細かく学習して知識を得たとしても、いざ売り場で接客なり付帯業務なり行っても、うまくできない事がしばしば。
特にアパレル店員・販売員初心者においては
とやっても、結果としてうまくいかない事の方が多々あります。
それよりも今働いているお店の売り場に慣れ、接客に慣れ、付帯業務に慣れていくことで、徐々に仕事ができるようになることが多いのです。
仕事がうまくいかない・スランプに陥ったら
もし途中で仕事がうまくいかない事が長引いた場合は、一度立ち止まって学習してみて下さい。
それでもうまくいかない場合はスランプに陥っている可能性が高いです(筆者もスランプによく合いました)。
その場合は
・上司や先輩・従業員にガンガン相談する
・できる仕事を一生懸命やる
が、ベストです。
私はアパレル店員になってから2年位ほとんど売れなかった時期がありましたが、ある日を境に急激に売り上げが伸びるようになりました。
何をやっても売れない・仕事ができない場合は、深く考えずに一旦離れましょう。
そして、ある程度の日にちが経過したら、もう一度できなかった業務(接客・付帯業務など)を行ってみましょう。
上の図のようにできない場合はひたすらループを繰り返していくのがベストです。
できるようになったら次のステップへ進みましょう。
どちらにせよ、月日を重ねれば(仕事に慣れれば)接客においても付帯業務においても初心者だった頃に比べれば格段にできるようになっています。
考えすぎず、悩み過ぎず、入りたての頃の自分と比較して褒めてやって下さい。
そして、結果が残せた場合は大いに自分自身を褒めて、やる気に繋げて下さい。
スランプに陥った場合の詳しい情報はコチラ↓
習うより慣れろも結局は「やる気」が重要
結局は習うより慣れろに辿り着くには「細かいことを気にしない精神」もある程度必要ですが、「やる気」なんですよね。
なぜなら
↓
仕事を続けられる
↓
仕事に慣れる
↓
知識と経験が得られる
↓
商品・接客技術や付帯業務など、幅広く仕事ができるようになる
となるからです。
いかにやる気があるかどうかで、アパレル店員のスキル向上に役立つかが変わりますよ。
やる気があれば、たとえミスや注意が多くても凄まじく成長します
仕事ができないがやる気のある人は基本的に上司に好かれます。
ミスや注意されることが多くても、やる気があれば上司に好かれますし、途中で凄まじく成長して慕われるようになりますよ。
筆者はその気持ちよーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーく分かります。
↓
散々トイレで泣いて
↓
それでもうまくいかなくて
↓
怒られて
↓
また泣いて
という日々が私は続いていました。
今思うといつ退職してもおかしくなかったですし、心理的に49対51のギリギリで踏ん張っていたんだと思います。
多分こんなに怒られている販売員って、私以外にいないです(自慢になっていませんね)。
アパレル店員で働きたいという「やる気」が強かったんですよね。
憧れもありましたし、ファッションも好きでしたし。
その「好き」が「やる気」に繋がっていたんですね。
そして売り上げトップになり、部下に教えるようになり、現在ではネットを通じて接客販売のいろはを教えるようになりました。
また、上司との信頼関係があった為か、泣くことも多々ありましたが「嫌い」「怖い」とは思わなかったです。
何かあった場合も対処してくれたり相談に乗ってくれたりと、不器用ながらも好かれていたんですよね。
やる気・モチベーションアップするには
アパレル店員のやる気が出るキッカケというのは基本的には
・今働いているブランドが好き(もしくはファッション・おしゃれが好き)
というのが殆どです。
私もあちこち職を転々としてきましたが、アパレルブランドに転職することが殆どでした。
嫌なことや辛いことも多かったですが、結局「ファッションが好き」だったんですよね。
だから、またアパレルで働きたい。
カジュアルブランド・セレクトショップ・ラグジュアリーブランド等々、色んなブランドで働いてみたいと思ったんです。
別の業界に進まずにファッション・アパレル業界を10年以上も働いていたんですよね。
その中でも長く続けられた会社がいくつかありましたが、大半は仕事面で結果を残せたものが多く、モチベーション向上に繋がりました。
仕事で結果が残せるようになるのには時間がかかりますが、ファッション・アパレルブランドが好きというのは自身の気持ち次第です。
改めて自身がアパレル・ファッション・ブランドが好きかどうかを一度考えてみて、
と思うのであれば、続けられるキッカケとなるでしょう。
続けられるようになれば、販売員としてのスキルは増しますよ。
やる気・モチベーションダウンの原因と解決方法
アパレル店員の誰もが通るやる気の出ない理由としては
・物欲が失せた(働く意味が分からなくなった)
・職場環境が悪い(いじめ・パワハラ・セクハラがやばい)
・めちゃくちゃ忙しい
が該当します。
もしこれらが原因でやる気が出ないのであれば
↓
・改善すればそのまま様子見(次第にやる気を阻害するものが無くなる可能性が高まり、モチベーションがアップします)
↓
・話をロクに聞いてくれない、改善されないようなら転職・退職の方向で(もしくはもう一度相談で上記に戻る)
↓
・別のアパレル業界に転職か、しばらくニートになる(ゆっくり休む)
この流れを行ってみて下さい。
特に今のこのご時世コンプライアンスがうるさいので、しっかりと話をすれば基本的には改善してくれます。
コチラも参考に↓
改善されなかったら辞めてOK
もし上司や人事に何度も相談してもロクに改善されないようであれば、さっさと辞めてしまった方が良いでしょう。
理由は単純で、辛い思いをしてやる気を阻害されてしまうのであれば、トラウマになってしまう可能性がある為です。
恐怖心や嫌いになってしまい、最悪うつ病になってしまっては元も子もありません。
自身のメンタルを重要視して下さい。
「この令和の時代に何言ってんだ」と言いたいですし、筆者は転職を6回位してきましたよ。
その経歴を面接時に見せると逆に
と言ってくる店長や人事が多かったですね。
私も早い段階で辞めたら職歴に響くんじゃないかとビビッてましたが、そこまで影響は無いなぁ…と感じました。
もう10年前とは違いますし、転職回数を気にするアパレル会社はほぼ少ないですのでご安心を。
そこもさっさと辞めてOKです。
退職上等です。
ただし、上司との仲が悪い・退職できない場合は
・退職代行を使う
で問題ありません。
精神面がやられる位なら、そういったやり方を取った方が良いです。
ただし、短期間で頻繁に転職していると、やる気以前にスキルが身に付かないので注意して下さい。
他に転職しても仕事ができないままのレッテルが貼られてしまいます。
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まとめ
アパレル店員に必要なことは山のようにありますが、一番大事なことは「やる気」で、
・ファッション・アパレル・今働いているブランドが好き
が、モチベーション維持に役立ちます。
反対にやる気が無くなる項目は
・物欲が失せた(働く意味が分からなくなった)
・職場環境が悪い(パワハラ・セクハラがやばい)
・めちゃくちゃ忙しい
となっており、改善方法としては
・転職・退職する(回避)
の2パターンを覚えておくようにして下さい。
そこからいつの間にかスキルが増えていったなぁ…と感じましたし
店長そこ通り過ぎる度にチラ見しますもんね~!