【アパレル接客販売】上品に見える言い回しまとめ【脱かわいい】
例えばかわいいじゃなくてフェミニンとか、安いじゃなくてリーズナブルとか
アパレル店員としてお客様相手に接客販売をしていると、言葉遣いや言い回しに関して指摘されることが多々あります。
特に、ある一定の高価格帯のブランドとなる「安い」だの「めっちゃ」だの「そうです」といったセリフはタブーかと。
もちろん低価格向けのカジュアルブランドにおいても、一部のフレーズや言い回しに上司や先輩から指摘されることがあるでしょう。
とは言え、安いものは安いし、かわいいものはかわいいと言いたいが、適切ではない。
では一体どういった言い回しが適切なのか?
上品に見える言い回しをいくつかまとめましたので、参考にしてみて下さいね。
上品に見える言い回しについて
よく販売員が使う言い回しをまとめて、要改善項目として挙げてみました。
安い → お求めやすい・リーズナブル
豪華 → ゴージャス
赤や緑などの原色などを用いた色 → アクティブ
派手 → ラグジュアリー
めっちゃ、超、ヤバイ → 凄く、非常に
そうです → 左様でございます
男っぽい → マニッシュ
例えば、
ではなくて
といった言い回しをするのが良いでしょう。
特に「かわいい」という言い回しにおいては
・女性的な要素は無いがかわいいorメンズブランドの商品でかわいい → カジュアル
と、性別や商品の色合いやデザインで使い分けるようにして下さい。
また、セール品などで
ではなく
といった言い回しがベストです。
意味はほぼ同じですが、別の言い方に変えるだけで一気に品良く見えるので、極力使うようにしましょう。
初心者のうちから上品な言い回しに慣れるのが良いんですが…。
初心者の場合は言葉遣いやら言い回しやらにそこまで覚えていられないと思うので、注意されないうちは
といった安っぽい言い方を使って問題ありません。
接客販売に少しずつ慣れたら、言い回しを変えるようにしましょう。
カラー・柄・デザインによる言い回しについて
接客をしていて、商品の色合いや柄・デザインについて上手に伝えられない販売員も結構いらっしゃいます。
それこそ、
と、何かうまい言い回しが見つからないもの。
そこで、カラー・柄・デザインなどで上手に伝えられる言い回しを、以下にまとめました。
ちょっと何て言えば良いか分からないという方は参考にしてみて下さい。
原色ではないが、明るく活き活きとした色合い → カジュアル
派手な柄やデザイン → ラグジュアリー、ゴージャス
紺やグレー、黒といった寒色系 → エレガント、シック
茶色やグレーなど、風土の強い色 → クラシカル、クラシック
白や水色といった夏らしい爽やか色や柄 → クリアー
淡いピンクや黄色、白など女の子らしい色合いや柄・デザイン → フェミニン、ガーリー
黄緑や白、ベージュと春らしい色合いや柄 → フレッシュ、カジュアル
モノトーンを基調にした寒色系の色合いやデザイン → モード
例として、お客様が赤のチェスターコートを手に取ったら
など。
また、茶色のトップスを手に取ったら
といった接客をするのが◎
ただし、色はラグジュアリーだがデザインがカジュアルに見えるといった事もあり得るかと。
その場合の優先順位として、
の順に言葉を選んで下さい。
例えば、赤色のチェスターコートと派手な色合いだが、素材感やカッティングなどカジュアルなデザインであれば、
しかし、〇〇のデザインや素材感が落ち着きのあるアクセントとなっているので、そこまでラグジュアリーさが無くカジュアルに着こなせます
と、派手さがあってラグジュアリーだが、全体的にはラグジュアリーではない(むしろカジュアル寄りだ)という、全ての説明をする接客が良いでしょう。
と言っても
と思われてしまいます。
「YES BUT法」を用いて、
しかし、〇〇のデザインがカジュアルさが強くなっており、派手さが抑え目になっています
という段階的な接客方法を行うのも良いでしょう。
YES BUT法について詳しい内容はコチラ↓
色合いの言い回しを解説しましたが、
・派手な色だが柄が地味
のであれば、デザインや柄を優先して解説してしまって問題ありません。
チープな言葉遣いはブランドの品位を下げます
そもそも何で
と、分かりやすいセリフはNGなのか。
それは単純に、安っぽい言い回しだからです。
なんて言ったら、まるで叩き売りをしているかのように見えて、ブランドの価値を下げてしまいます。
という、多くの販売員が使うフレーズも安っぽさが否めません。
低価格向けのカジュアルブランドなら許されますが、品位を保ったブランドであれば、イメージが悪いでしょう。
始めのうちは慣れないので、訓練して徐々に慣れて下さい
先程の言い回しですが、慣れてない人がいきなり実践でぱっと使えるものではありません。
それに癖がついてしまっていて、ついつい
と言ってしまうことがあるかと。
慣れていない、癖が付いてしまっているのは仕方無いので、少しずつ修正して頂ければ大丈夫です。
むしろ、意識し過ぎて
・接客が怖くなってしまう
のであれば、致命的です。
段階的に修正していけば問題ありませんので。
まとめ
アパレル接客販売で上品に見える言い回しを
・色や柄、デザインによる言い回し
について、まとめ形式で解説しました。
これらの言い回しを参考にして、ブランドの価値を高められる上品な接客をして、お客様から信頼を得られるようにしましょう。
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