アパレルのアルバイトは高校生不可が多い【理由と一部例外について】

2020年2月6日

高校生バイト不可 アイキャッチ画像
アルバイト
アルバイト
先輩先輩!高校の後輩に聞かれたんですけど、高校生でアパレル店員ってなれるんですか?
えー!高校生でアパレル店員!?聞いたことないけど…
販売員
販売員
ぶっちゃけ言うと高校生を採用する店舗はかなり少ない…が、無い訳じゃあないよ!
やる気があるなら片っ端から応募することを勧める!
店長
店長
アルバイト
アルバイト
やっぱり少ないんですね…でも無い訳じゃあないんですね!

 

中学生や高校生辺りでファッションに目覚めて、アパレル店員になりたいと憧れる高校生もいらっしゃるかと。
煌びやかな世界でおしゃれな洋服を見て、楽しくアルバイトをしてみたい…という人もいるでしょう。

しかし、大半のアパレル会社で高校生の販売員をアルバイトで採用していません。

ではなぜ、高校生がアパレル店員になれないのか?
そして、可能とされているアパレル店員とは一体何なのか?

具体的に解説していきますね。

※本ページは一部プロモーションを含みます。掲載内容は予告なく変更される場合があります。

高校生不可な理由について

まず高校生が不可な理由ですが、主に

・22時以降勤務できないから
・高校生に適したブランドが存在しないから
・大学生と違って時間や身だしなみに融通が利かないから
・何だかんだで大学生以上が暗黙の了解となっているから(高校生枠の時給が無い)

 

の4つが当てはまるでしょう。
これら4つの理由についてさらに深堀りしていきますね。

22時以降勤務できないから

高校生バイト不可 その1

高校生は22時以降の就労が法律で禁止されています。
22時以降禁止となると、働ける範囲が限定されてしまうもの。

例えば、商品が倉庫からたくさんお店に入ってきて、商品をさばかなければならないという時に、

ごめん、ちょっと残業してくれ!
店長
店長

 

という事ができないからです。

通常10時以降まで働かせることはあり得ないので、残業をさせることはまず無いです。
…が、規制がある・法に触れる可能性がある高校生を雇うというのは、アパレル企業側としてもリスキーになり得ます。

法的なリスクを背負いたくないが為に、高校生を採用したくないのは1つ理由として挙げられますね。

高校生に適したブランドが存在しないから

高校生バイト不可 その2

ブランドイメージとして、カッコイイ・オシャレなアパレル店員の中に高校生アルバイトがいるのは、ブランドの価値を下げることになり得ます。

アルバイト
アルバイト
それってひどくないですか!?
高校生だっておしゃれで大人びた美人・イケメンいっぱいいるのに!

 

確かにおしゃれで大人びていて、カリスマ性溢れる高校生もいらっしゃいます。
しかし、もし高校生がアパレル店員として働いていたら

お客様
お客様
え?高校生がアルバイトしているの!?
ううーん高校生向けのブランドなのかぁ…

 

と、チープ感が出てしまうのです。
もし高校生のあなたが、自分の好きな憧れのブランドで高校生アルバイトがいたらどう思いますか?

恐らくは、

お客様
お客様
え?好きで憧れのあるブランドだったけど、高校生の販売員がいるのか…何かショック…

 

とちょっとは思うでしょう。
そういったブランドの価値を下げない為にも、申し訳ないんですが高校生のアパレル店員っていうのは採用していないんですよね。

大学生と違って時間や身だしなみに融通が利かないから

高校生バイト不可 その3

高校生は大学生と違って

・平日に休みが取れない(授業のコマによって大学生は可能)
・授業をサボることが不可能(ぶっちゃけ大学生はある程度授業をサボることは自己責任で可能)
・髪型・ピアスなどの身だしなみに融通が利かないことが多い
・夏休みや冬休みなどが短い(大学生は夏と冬に2ヶ月近く休めます)

 

といったのがあるので、

・時間の融通の利かなさ
・ヘアスタイルや身だしなみの制限

 

が強いのです。

時間と身だしなみの2つが制限されるのは、アパレル店員としては致命的。
どうしても時間的余裕と身だしなみの制限の無さの点で、大学生の方を優先してしまいますね。

何だかんだで大学生以上が暗黙の了解となっているから

アルバイトの求人を見て時給のところを確認すれば分かりますが、高校生枠の時給欄が記載されていないところが殆どです。

つまり、高校生不可とは書かれていなくても、暗黙の了解で高校生は不可であるというのを示しています。

もし高校生の時給枠があれば、高校生アルバイトとしての可能性は見えてきますよ。



全部がダメという訳ではありません(高校生OKなところもあります)

高校生バイト不可 その4

こうして見ると、

高校生はアパレル店員になれないってことなんですね…

 

と思われますが、そんなことはありません。
一部のアパレル企業は高校生もOKにしているところがあります。

実際筆者が勤務していた時、ファッションビル・ショッピングモールの中に入っているアパレルブランドに、高校生のアパレル店員はいました。
何なら10年以上前になりますが、高校3年生の先輩とかいました。

人手不足の今の世の中、誰にでもできる簡単な作業を数時間でもしてもらいたいアパレルブランドや店舗もあるのです。
そういった作業を行ってくれる人であれば、高校生でもOKというブランドや店舗もありますよ。

また、高校生アルバイトOKの傾向としては、

・低価格向けカジュアルブランド(例として、ハニーズ位のカジュアルで低価格なブランド)
・見た目が大人びている
・単発・短期のアパレル求人

 

が当てはまりますね。
これら3つを意識して狙ってみるようにしましょう。

とは言え高校生の求人数はかなり少ないので、積極的に応募するようにして下さい。

フリーター&大学生と書類選考や面接で戦う必要があります

高校生バイト不可 その5

仮に高校生の求人枠があったとしても、今度はフリーターや大学生と書類選考や面接で戦う必要があります。
これらの人たちが応募していなければ問題ありませんが、応募して面接するとなると、蹴落としていかなければなりません。

どうしても大学生やフリーターの人たちに比べると不利ではありますが、

・身だしなみがおしゃれ、大人びている
・面接時に愛嬌よくハキハキ元気に喋る
・シフトの融通が利くことをアピールする(平日学校終わりはもちろん、土日祝日出れるなど)

 

のであれば、採用してくれる可能性は高いので諦めないように。

高校生を採用したとしても、仕事自体はそこまで任せません

業界用語 その1

高校生を採用したからと言って、大学生と同等レベルの仕事を任せたりはしません。
店舗の店長の指示内容にもよりますが、

・お店の商品を綺麗にする(おたたみ作業)
・入荷してきた商品を店舗ストックにしまう
・店舗ストックを綺麗にする
・その他、清掃、商品を袋に包む

 

などの、接客を行わない業務(付帯業務)が多いかと。
売上に直結するような接客などはさせないかと思われます(高校生では荷が重い気がします)。

案外派遣で単発・短期の求人を狙った方がアパレル店員はあるかも

声掛けなし その1

セール時期や特別な時期になどに必要となるアパレル店員。
そういった期間限定で求人募集をかけている単発・短期の方が、案外高校生OKが多かったりします。

ただし、

・指定された期間は必ず出勤すること
・期間限定なので、常に募集している訳ではない

 

ので、条件に合わない可能性が高いかも知れません。
それでも、単発・短期のアパレル店員も高校生枠はあるので、狙ってみるのはいかがでしょうか。

まとめ

改めて、高校生がアパレル店員のアルバイト不可な理由として

・22時以降勤務できないから
・高校生に適したブランドが存在しないから
・大学生と違って時間や身だしなみに融通が利かないから
・何だかんだで大学生以上が暗黙の了解となっているから

 

があるからです。
ただし、全部が全部ではないので、

・根気よくアルバイトの応募をかけてみる
・単発や短期の求人を狙う

 

ようにしましょう。
片っ端から狙えば採用されるので、頑張ってみて下さい。

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フロムエー・ナビ:タウンワークに引けを取らない求人数の多さ。こちらも求人探しでおすすめですよ。

 

アルバイト
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できない訳じゃないんですね!後輩に伝えときます!
しっかし、高校生がアパレル店員ってどうなんだ?
JKとかだろ?どう接すればいいんだ!?
店長
店長
販売員
販売員
膝上タイトスカートやガーリーなふんわりとしたトップス着ますよ!店長着れないですよね!
年齢的に足を出せる訳ねぇだろ!
ってかふくらはぎ冷えちゃうよ!
店長
店長